JALは、ボーイング787(B787)の納入が、約1年遅れで合意したとのこと。
あれ?ローンチカスタマーであるANAは?
■B787 JAL 1年遅れで納入へ
⇒ボーイング787受領は09年10月に延期、代替機導入で対応=JAL (ロイター)
日本航空(JAL)<9205.T>は17日、開発・納入が遅れていた新中型旅客機「ボーイング787」の初号機の受領が、当初契約から14カ月遅れの2009年10月になることで米ボーイング
と合意したと発表した。JALは燃費効率の良い「787」をコスト削減の柱と位置づけており、遅延への対応策として「777」などの代替機を導入する。 「787」の導入機体数は当初計画の35機(さらに20機を仮契約)から変更しない。初号機の受領は、当初契約の08年8月から09年10月に延期となる。また、年間5-6機だった導入ペースを4-5機に落とす。最終機の受領は、当初の契約から3年弱遅れの2016年度末となる。
受領遅延の対応策として、JALは「777」2機と「767」9機を2010年から2011年度末までに導入する。代替機を導入することで余分なコストが発生するが「当社の事業計画に変更がない枠組みになっている」(JAL広報部)という。枠組みの具体的な内容については「ボーイングとの守秘義務があり言えない」(同)としている。 (ロイターより一部引用)
JALとボーイング社との間でどういった交渉がなされたのでしょうか?
代替機は無償とまではいかなくても、割安に提供、でしょうか?
B787のローンチカスタマーは「ANA」。ANAは、エアバス社のA380購入を検討しており、ボーイング社との交渉がまとまっていないのでしょうね。