ユナイテッド航空は、満席便では肥満の乗客の予約を取り消し、後に出発する便で2席分を購入するよう求める方針を打ち出しました。メタボ肥満な方は、アメリカ航空会社の便に搭乗する際に要注意です。
■肥満は2席分料金ユナイテッド航空
ユナイテッド航空、肥満の乗客に2席分料金を請求も (ロイター)
今回の決定で、先に同様の対応を決めているコンチネンタル航空やデルタ航空などに追随する格好となった。
ユナイテッド航空は、昨年1年間で、肥満の乗客と席が隣り合わせになった乗客から700件の苦情が寄せられたとしている。
新たな方針でも、機内の座席に余裕がある場合は2席分を追加料金なしで利用出来る。しかし、満席の場合は予約を取り消された上、後に出発する便でもう1席分を新たに購入しなければならない可能性があるという。
乗客が搭乗しないと決めた場合、搭乗券代はキャンセル費用なしで返金される。同方針は、即時実施となっている。
すでに、コンチネンタル航空や、デルタ航空も発表しているというから、驚きです。
コンチネンタル航空のHPによると、
「エコノミークラスのお客様で、1人分のお座席では安全、快適にご着席いただけない場合には、ご利用の区間ごとに追加分の座席を購入いただく必要があります」とあり、
- シートベルトのサインが点灯した場合、または乗務員の指示があった場合に、お客様はシートベルトを適切に装着し、バックルを留めて着用する必要があります。必要に応じて、延長ベルトを使用することができます。
- フライト中、お客様はアームレストを下げた状態で着席できる必要があります。
- お客様は、隣接した席にまで大幅に割り込むことなく着席できる必要があります。
「いずれかの条件を満たすことができない場合には、追加分のお座席をご購入いただくか、アップグレードしていただく必要があります。」で、何kg以上、とか、BMIいくつ以上、といった基準は無いようです。
私も隣に大柄な男性が座った時には、非常に窮屈な思いをしたことがあります。両隣が座席の席だと、厳しいですよね。
この規制に対する反応は、どんなもんでしょうかね。
■追記(4/18) :題名を「メタボは・・・」としておりましたが、誤解を生む可能性がある不適切な表現であったため、修正いたしました。不快な思いをさせた方、申し訳ありませんでした。