ANAは燃油サーチャージを12月1月は据え置く、と発表になりました。今後も、ANAは2ヶ月ごとに燃油サーチャージを見直していくようです。
■ANA燃油サーチャージ据え置き2ヶ月ごとに見直し
⇒燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ) (ANA)
■2009年12月と2010年1月の燃油サーチャージ
2009年8月から9月のシンガポールケロシン市場価格の2カ月平均、1バレルあたり76.9米ドルが基準に。
片道、1人当たり
行き先 | ANA 2009年10-2010年1月 |
---|---|
北米・欧州・中東 | 7000 |
ハワイ・インド | 4000 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 3000 |
サイパン・ベトナム | 2000 |
台湾・香港・中国 | 1500 |
韓国 | 300 |
■燃油サーチャージは2ヶ月ごとに見直し継続
今まで、燃油サーチャージは3カ月ごとに見直しでしたが、2009年10月の再設定を機に、航空燃料市場価格の動向をよりタイムリーに反映させるため、申請時点における直近2カ月の航空燃料市場価格の平均に基づいて2カ月ごとに見直すことに。
一方、JALは、従来通り3ヶ月ごとに見直しのようで、今後、ANAとJALの燃油サーチャージが異なる時期も出てきそうです。
原油価格もボックス圏を上離れ、上昇傾向(78.53ドル)になってきたので、また燃油サーチャージが高くなっていく傾向にありそうです。
燃油サーチャージは、飛行機に搭乗する日にかかるのではなく、航空券を購入した日にかかりますので、注意しましょう。