カンタス航空のA380機が、シンガポール離陸後まもなく、飛行中にエンジン1基が停止し後部のカバー部分が外れるトラブルに遭遇、シンガポールのチャンギ国際空港に戻り、緊急着陸しました。カンタスが保有するA380型機6機の運航停止を発表しています。
■カンタス航空のA380機飛行中にエンジン停止し緊急着陸
⇒カンタスのA380機、飛行中にエンジン停止も着陸(CNN.co.jp)
オーストラリア最大手のカンタス航空は4日、シンガポール発豪州シドニー行きQF32便のエアバスA380型旅客機が飛行中、エンジン1基が停止し後部のカバー部分が外れるトラブルに遭遇、シンガポールのチャンギ国際空港に戻り、緊急着陸した、と発表した。
同空港を離陸してから6分後のトラブルで、シンガポールに近いインドネシア西部バタム島上空でエンジンのカバー部分が外れ、落下した。カンタス航空のアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)によると、同機には乗客440人、乗員26人が搭乗、チャンギ空港には無事に戻り、負傷者はいなかった。
このトラブルを受け同CEOは記者団に、カンタスが保有するA380型機6機の運航停止を発表した。エンジン停止などの原因が判明するまで就航させない方針。その期間は不明としている。エアバスやA380型機のエンジンメーカーである英ロールスロイス社と協力し原因究明に当たる。 (一部引用)
すでに別のA380機に関する記事に、いつかさんにコメントを頂いております。
NHKでも大きく報道されていましたね。
A380機は、いままで大きなトラブルを起こしたことがなく、原因究明が求められます。
同型機を保有しているシンガポール航空、エールフランス、ルフトハンザドイツ航空、エミレーツ航空は、現時点で運航停止を決めるのは時期尚早、という判断で、運航を継続しているようですね。
※追記:11月5日のニュースでは、シンガポール航空も運航停止となったようです。