先日、オーストリア航空ビジネスクラス特典航空券を、ANAマイルで交換しました。航空会社、区間を変えなければ、日時変更が可能だと思って早めに手配したのですが、「途中降機」と「乗り継ぎ」は変更できないルールに引っかかったため、手数料3000マイル支払うことに。教えて頂きましたカトメさん、有難うございました。
■特典航空券は途中降機と乗り継ぎに注意
■特典航空券における「途中降機」と「乗り継ぎ」の違い
- 途中降機:24時間を超える滞在
- 乗り継ぎ:24時間以内
- 途中降機は全旅程で4回まで(海外発の場合、日本国内は1回。日本発の場合は日本国内での途中降機不可。欧州内での途中降機は2回)。また、途中降機は1都市1回まで。旅程内の地上移動は途中降機とみなす
国際線旅程の場合、出発国内での途中降機や地上移動は不可
世界一周旅行の場合のみ、出発地と最終帰着地の間で8回途中降機が可能。ただし、欧州での途中降機は3回まで - 発券後は、航空券の有効期間内で、搭乗日の変更が可能。航空会社・搭乗者・区間・経由地・目的地の変更は不可。また、乗り換え地点において途中降機(24時間を越える滞在)から乗り継ぎ(24時間以内の滞在)となる変更、およびその逆の変更は不可
■変更前のオーストリア航空ビジネスクラス特典航空券
必要マイル数:90000マイル(一人当たり)
燃油サーチャージ、空港税ほか:86720円(一人当たり)
- OS052:東京(成田)=ウィーン
11:10発16:00着 飛行時間:11:50 - OS455:ウィーン=ロンドン(LHR)
17:15発18:40着 飛行時間:2:25 - SK500:ロンドン(LHR)=コペンハーゲン
06:40発09:30着 飛行時間:1:50 - OS302:コペンハーゲン=ウィーン
10:10発11:55着 飛行時間:1:45 - OS051:ウィーン=東京(成田)
13:30発07:35着(翌日) 飛行時間:11:05
上記フライトの1と2、3,4,5は同じ日で、土曜日日本発、土曜日現地発でした。
3レグ目の、ロンドン(LHR)=コペンハーゲンを木曜日に変更しようとしたところ、コペンハーゲンが「乗り継ぎ」から「途中降機」となったため、変更手数料がかかることになりました。
特典航空券の一部を変更する場合、変更しない区間はそのまま押さえておけます。
■「発券した特典航空券をキャンセル」⇒「再度発券」となると
- 特典航空券に交換したマイルは、手数料3000マイルが引かれてマイル口座に戻される(この際、有効期限切れになっていたマイルは戻されないため要注意)
- 新しい特典航空券の必要マイルが、マイル口座から引き落とし
- 燃油サーチャージ、空港税も、新たに発券時の料金がかかり、以前のものは返還
発券が7月から8月に、月が変わったので、燃油サーチャージや空港税が上がらないか懸念しましたが、86720円→76740円と、約10000円安くなったので、結果はラッキーでした。
今回の事は、たいへん勉強になりました。
みなさまも特典航空券に交換される際には、「途中降機」と「乗り継ぎ」にご注意を。
⇒ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラス特典航空券でパリへ夏休み