先月6日に起きた、ANAの背面飛行に近い状態で急降下したトラブルに対して、国土交通省が、再発防止策を報告するように文章で指示しました。
■ANA背面飛行に国土交通省が再発防止策を求める
■ANAの背面飛行トラブルとは
先月6日夜、那覇発羽田行きの全日空140便が静岡県の上空を飛行中、突然大きくバランスを崩し、約130度傾く背面飛行に近い状態で、上空12500メートルから1800メートル急降下(約30秒間)した。
結果、客室乗務員2人がけがをし、客6人が吐き気など体調不良を訴えた。
原因は、副操縦士がドアスイッチを動かそうとして誤作動させたとされる、尾翼にある方向舵を動かし機首の向きを変えるラダートリムコントロールスイッチ。形状は似ているようです。
■ANAの対応⇒ANA HP
<10月5日14:30追記> ◇ エアーニッポン株式会社は10月5日付けで、国土交通省より本件の原因究明と再発防止について文書による指示を受けました。あらためて本事態を重く受けとめ、今後はより一層の安全運航に全力で努めて参ります。
大惨事になっていた可能性がある事故だけに、丁寧な再発防止策をお願いします。