2008年からのANAマイレージクラブの変更、改悪をまとめておきます。
■ANAマイレージクラブ変更改悪まとめ
■マイルの有効期限が36ヶ月と延長:
現在は、「利用された年の翌々年の年末まで」なので、12月の利用分は約24ヶ月で失効。しかし、制度変更後は、「獲得した個々のマイレージについて36ヶ月有効」になる。
⇒ちょいと有効期限延長に。ANAマイレージへのポイント移行も、「年が明けたら」でなくてもよい。
■区間距離・シーズンに応じた特典航空券へ:
ANA国内線、ANA国際線ともに、区間距離とシーズン(閑散期、通常期、繁忙期)によって、特典航空券に必要なマイル数が変わるように。ANA国内線の場合、現状一律15000マイルから、11000~23000マイルへ。
⇒国内線ですと、羽田=沖縄など長距離路線が、ロー 14000、レギュラー 18000、ハイシーズン 21000マイルと必要マイルは増える傾向。それでも、特典航空券が取れればありがたいと思わないといけないか。
提携会社特典航空券は、今まで各社バラバラであったのが、区間距離に応じた必要マイル数に統一。
⇒日本=ニュージーランドがエコノミーで、40000⇒60000マイルと大幅増加となる路線も。
■特典利用者の登録制限:
2008年4月1日より、ANA SKY WEB・お電話共に、特典利用者の登録は「2親等以内の親族最大10名まで」に制限。なお、一度登録した情報を変更または削除する場合は、変更手数料として1名あたり5000マイル必要。
⇒10人こえて、変更削除で5000マイルとは。大家族ならどうするのでしょうかね。
■旅達ボーナスマイルの開始:
「旅達(たびだち)」入会のANAマイレージクラブ会員は、割引運賃のマイル積算率が5%アップ。
国内線は、旅割や超割などが75%→80%に、個人包括旅行運賃は50%→55%。
国際線も同様に、エコ割運賃などが70%→75%に、包括旅行運賃が50%→55%。
注):ANAグループ便対象運賃をANA SKY WEB、ANA SKY MOBILE(携帯)、ANA予約・案内センター、ANAマイレージクラブ 旅達ツアーデスクにて予約・購入し、搭乗した場合に対象。
⇒その他の予約購入ではダメなんですね。ボーナスマイルなので、プレミアムポイントは5%増えないのでしょうね。
■ANAプレミアムメンバーへの新基準導入:
先日の記事で触れましたが、上級会員となる条件から「搭乗回数」が外され、プレミアムポイント(プラチナポイントとほぼ同じ)のみで判定されるように。新たに、運賃の高いフライトには、400 プレミアムポイントがボーナス。
■アップグレードポイントの変更
先日の記事で触れましたが、同じ上級会員でも、搭乗している上級会員を優遇するように変更。
国内線でのアップグレードポイントの利用が、2008年4月1日搭乗分より、当日空港受付カウンターでの取り扱いに(事前予約不可)。
■ANAゴールドカード特別ボーナス
「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」提供期間中のANAワイドゴールドカード・ANAダイナースカード・ANAスーパーフライヤーズゴールドカード会員の方は、カード継続時に通常のカード継続ボーナスマイル「2000マイル」に加え、さらに「2000マイル」を積算。
⇒ANAマイレージクラブ (HP)